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「生命力」の行方 変わりゆく世界と分人主義 エッセイ&対談集

  • 著者名平野/啓一郎∥著
  • 出版者講談社
  • 出版年2014.9

貸出・返却・予約状況

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0

所蔵事項

  • 登録番号21021456
  • 請求記号914.6/ヒ
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書

ブックリスト

書誌事項

  • 書名「生命力」の行方 変わりゆく世界と分人主義 エッセイ&対談集
  • 書名ヨミセイメイリョクノユクエ
  • 著者名平野/啓一郎∥著
  • 著者ヨミヒラノ,ケイイチロウ
  • ISBN9784062190633
  • 国名コードJP
  • 言語コードjpn
  • 出版地東京
  • 出版者講談社
  • 出版年2014.9
  • ページ396p
  • サイズ19cm
  • 価格1800
  • 内容紹介今、自分らしく幸福に生きるとはどういうことか? 社会・メディアから文学・アート・エンタテインメントまで、多様化する現実と向きあい、各界の第一人者に挑んだ、エッセイ&対談集。
  • 著者紹介1975年愛知県生まれ。京都大学法学部卒業。「日蝕」で芥川賞、「決壊」で芸術選奨文部科学大臣新人賞、「ドーン」でBunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞。

内容細目

タイトル 著者 ページ
話題化される性質 17-19
顔文字考 20-26
すべてが「不滅の小説」 27-31
何が監視社会の恐怖なのか 32-34
奇妙な感覚の麻痺 35-36
なぜ今ドストエフスキーなのか 亀山/郁夫∥述 37-49
「血盟団事件」とテロリズム 中島/岳志∥述 51-74
戦死者の個性 75-77
「握手」論 78-80
身体の「極論」 81-82
「格差」の〈内向き感〉 83-85
気にしないのも自由 86-88
パリのラーメンは、なぜか懐かしい 89-90
「ウマい」という感覚の遅さ 91-92
熟年別居 93-94
生き辛さの原因は? 私とは何か-「個人」から「分人」へ 95-98
現代を「幸福に生き、死ぬ」ということ 空白を満たしなさい 99-101
被災地までの距離 102-112
フィクションとノンフィクションは“死”をどう紡ぐか 森/達也∥述 113-127
「3・11」以後の日本社会の希望をめぐって 大澤/真幸∥述 129-154
大空家のロベルトさん 157-159
ベストセラーと感染爆発 160-162
「アバター」はどっちの「エージェント」? 163-165
マイケル・ジャクソン、あるいは最高のメディア 166-168
エンタメ化される「悲惨」 169-171
時間、あるいは増やせない富 172-174
「ファスト」はあらゆるジャンルで 175-177
セックスはなぜ悲しいか 178-180
この中では一番 181-183
反体制とジレンマ 184-186
プロと時間のコスト 187-189
『知られざる傑作』的マッサージ 190-192
そして、リヴェンジは果たされた 増田俊也『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』 193-195
芸術は広く告ぐ 横尾忠則さんのこと 196-200
主体のスプリット 「Y字路」から見直す横尾芸術 201-205
「わからないもの」の世界へ 森村泰昌論 206-218
静かに瞬きする光のほとりで 森山大道論 219-225
波の狭間に仄めく顔 モードとアートの“複雑な関係” 226-229
グールドのヘンなショパン 230-231
先を急ぐ世界、滞留する世界 ペレアスとメリザンド 232-235
音楽に先行するもの コルトレーンとマイルス 236-238
「ゴミ御殿」は、現代建築の問題となり得るか? 239-241
身体と出現 深澤直人論 242-247
フィクションの倫理 251-257
天才の仕事 大江健三郎「不意の唖」 258-259
個体、存在、「身理」 古井由吉「水/櫛の火」 260-269
花は秘せられて、しかも常に咲き、… 瀬戸内寂聴『秘花』 270-273
読者は山根忍と出会い、彼女を忘れない。 田中慎弥『燃える家』 274-278
未来を訪ね、現在に帰る ドーン 279-281
愛とは結局のところ、何なのか? かたちだけの愛 282-284
二一世紀の「人間」を描く 高橋/源一郎∥述 285-306
『サロメ』を更新する 田中/裕介∥述 307-327
生きようとする人間の力 M・エリアーデ『迷宮の試煉』 328-331
魔術的博捜家の世界 種村季弘傑作撰 332-335
文豪の肉声 336-338
なぜ「山椒大夫」か? 339-341
誠実な懐疑家の肖像 芥川龍之介『或日の大石内蔵之助』 342-346
美、絶対者、政治 三島由紀夫『サド侯爵夫人』『わが友ヒットラー』 347-349
三島由紀夫とは何だったのか 三浦/雅士∥述 351-370
震災後の文学の言葉 古井/由吉∥述 371-391